G20、気候変動対策で連携確認

Published by
共同通信

 【ローマ共同】日米欧の先進国に新興国を加えた20カ国・地域首脳会議(G20サミット)は10月31日、ローマで2日目の討議を行った。喫緊課題の気候変動対策で連携を確認。新型コロナウイルス対策での協力や、国際的な法人税改革支持も盛り込んだ首脳宣言を採択し、同日閉幕する。初日は新型コロナ対策を話し合い、来年前半までに世界人口の70%にワクチン接種を行うとの世界保健機関(WHO)の目標支持で一致した。

 産業革命前と比べた世界の気温上昇を1.5度以内に抑えるとした温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」の努力目標について重要性を改めて確認。