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共同通信
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日本郵便は2日、米国とオーストラリア向けに航空機で送る小形包装物の引き受けを同日から一時停止すると発表した。新型コロナウイルス流行に伴う減便で十分な輸送量を保てず、予防的に停止する。両国向けの船便や、主要サービスであるEMS(国際スピード郵便)の米国向け引き受けは続ける。
日本国内の経済活動が本格的に回復する中で、国境を越えて商品をやりとりする電子商取引(EC)などの引き受けが増えているため、EMSなどの輸送量を優先して確保する必要があると判断した。
小型包装物のサービスは最大2キログラムまでが対象で、30キログラムまでのEMSより料金が安い。