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共同通信
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中央選挙管理会は1日、衆院選と同時に実施された最高裁判所裁判官の国民審査の投票結果を発表し、11人全員が信任された。
対象は2017年10月の前回衆院選以降に任命された裁判官。有権者が罷免を求めた率が最も高かったのは深山卓也氏で7.9%、次いで林道晴氏が7.7%、岡村和美、長嶺安政両氏が7.3%。
因果関係は分からないものの、今年6月、夫婦は同じ姓を名乗ると定めた法の規定は違憲かどうかが争われた裁判の大法廷決定で、4人はいずれも「合憲」との結論に賛同した。国民審査は今回で25回目、1949年の第1回以来、投票結果で罷免された裁判官はいない。