米ボストンで初の女性市長

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共同通信
支持者らを前に演説するミシェル・ウー氏=2日、米ボストン(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】米東部マサチューセッツ州ボストンの市長選が2日実施され、台湾系2世の市議ミシェル・ウー氏(36)が初当選した。ボストン市長選で女性が当選するのは史上初で、非白人の当選も初。任期は4年。市長選は、女性候補同士の対決となった。

 ウー氏はハーバード大法科大学院出身の弁護士で、2014年からアジア系初の市議。選挙戦では左派系の主張が目立ち、公共交通機関の無料化や家賃制限、野心的な気候変動対策を訴えた。

 ウォルシュ前市長が3月、バイデン政権の労働長官就任に伴って辞任し、黒人女性の市議会議長キム・ジェイニー氏が後継に就任していた。