米外交委、駐日大使を承認

Published by
共同通信
ラーム・エマニュエル前米シカゴ市長(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】米上院外交委員会は3日、バイデン大統領が次期駐日大使に指名したラーム・エマニュエル前シカゴ市長(61)の人事を賛成多数で承認した。近く本会議でも採決される見込みで、承認されれば駐日大使として着任する。

 エマニュエル氏はクリントン政権で大統領補佐官や大統領顧問、オバマ政権で大統領首席補佐官に就くなど民主党政権で要職を歴任し、2011~19年にシカゴ市長を2期務めた。

 バイデン政権が「唯一の競争相手」と位置付ける中国に対抗するため、日米同盟のさらなる強化や自由で開かれたインド太平洋の実現に向け重責を担う。