NYCマラソン7日に開催
50回記念大会に3万余人が参加
ニューヨークシティー(NYC)マラソンが7日、2年ぶりに開催される。3日、ニューヨークポストが報じた。
市内5区26.2マイルを走る同マラソンは今年で50回目。昨年はコロナの影響で中止された。過去にはスーパーストーム「サンディ」が来襲した2012年も中止となっている。
「マラソンが開催されると、ニューヨークが復活したという気分になる」と語るのはニューヨーク州都市交通局(MTA)のシプリアーノ暫定局長。大会のスポンサーだ。
同じくスポンサーの北米タタ・コンサルタンシー・サービシズのスリャ・カント会長は「マラソンを完走すれば、この世の中にできないことはないという自信がつく」と話す。
NYCマラソンは例年5万人が参加する世界最大規模のイベント。しかし、ことしは参加者を3万余人に制限する。ランナーはスタテン島をスタートし、ブルックリンを北上。クイーンズを抜け、クイーンズボロ橋からマンハッタンに入る。そして、ブロンクスを通って、ゴールのセントラルパークを目指す。
市警察(NYPD)は警官や警察犬を動員して警備に当たる。防犯カメラも600カ所超に設定するという。シェイ本部長は「ワクチン義務化による人材不足は影響ない。数千人規模の警官が走者や応援客の安全を確保する」と話す。
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