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共同通信
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【ワシントン共同】2001年に黒人で初めて米国務長官に就き、10月18日に84歳で死去したコリン・パウエル氏の葬儀が5日、首都ワシントンのワシントン大聖堂で営まれた。共和、民主両党の歴代大統領や政権幹部がそろって参列し、党派を超えた人望の厚さを印象付けた。
パウエル氏は共和党のブッシュ(子)政権で国務長官を務めた。葬儀にはブッシュ元大統領夫妻のほか、民主党のバイデン大統領夫妻、オバマ元大統領夫妻、ブリンケン国務長官、クリントン元国務長官らが出席した。
オルブライト氏(民主党)は、政策では意見対立があったとしながらも「寛大で慎み深かった」と人柄をたたえた。