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共同通信
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政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会が8日に会合を開き、感染が再拡大した際に対策の強化や緊急事態宣言の発令を判断するための新たな指標を議論することが6日、分かった。従来の4段階に分けていた感染状況の分類を5段階に変更。医療体制の確保を重視する内容で、入院患者数などを予測して、数週間後に逼迫する予兆がみられた場合には宣言を出すよう求める。
感染者数による段階分けはしない方向だが、一部の自治体から判断材料に入れるべきだとの要望があり、8日の会合で詳細を検討する。
国内では、人口の7割以上がワクチン接種を終え、発症や重症化を防ぐ薬も登場した。