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共同通信
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【マニラ共同】フィリピンのドゥテルテ大統領の長女で南部ダバオ市長のサラ氏(43)は9日、再選を目指していた来年5月の同市長選の立候補を取り下げた。同時実施の大統領選か副大統領選に転じる可能性が出てきた。大統領選の世論調査で支持率首位のサラ氏が一転して立候補すれば、現政権の後継候補として台風の目となりそうだ。
正副大統領選の立候補の受け付けは既に締め切られているが、立候補者の差し替えは15日まで可能。駆け引きはぎりぎりまで続きそうだ。
サラ氏は取り下げの理由を明らかにしていないが、フェイスブックに「今日午後ダバオ市長選への立候補を取り下げる」と書き込んだ。
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