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共同通信
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日本と中国は9日、両国の利害が対立する東シナ海問題で意思疎通を図るため、外務省局長によるテレビ会議を週内にも開く方向で本格調整に入った。複数の日中関係筋が明らかにした。岸田政権下では初開催となる。日本政府は沖縄県・尖閣諸島周辺で繰り返される中国公船の領海侵入を取り上げ、重ねて自制を求める。
対中外交を巡り「建設的かつ安定的な日中関係を構築する」とした岸田首相の意向を踏まえた。会議は菅政権下の6月にも開いているが、10月4日に発足した現政権としては、スタートから1カ月余りのタイミングで改めて実施することで、対話姿勢を中国側に印象付ける狙いがあるとみられる。
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