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共同通信
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アジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳が12日にまとめた宣言は、新型コロナウイルスワクチンの生産、供給の拡大が「優先事項であり続ける」と強調した。安全で手の届く価格のワクチンや治療薬を公平に利用できるように取り組むことでも一致。人の往来促進へ協調することも盛り込み、連携してコロナ危機後の成長を目指す姿勢を示した。
宣言では、現在のワクチン供給体制について「不平等と認識している」と明記。「皆が安全になるまでは誰も安全ではない」として、ワクチン生産技術の自主的な移転などを通じた供給拡大を支持する姿勢を打ち出した。