野党、尹候補「日韓の未来」意欲

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共同通信

　【ソウル共同】韓国の保守系最大野党「国民の力」の大統領選候補、尹錫悦前検事総長は12日、ソウルで外国メディアと会見。日韓関係について「未来に向けて協力する時、歴史問題も互いに整理できる」と主張、改善に意欲を示した。尹氏は北朝鮮の核・ミサイル開発に対応するため、情報共有などで「韓米日の軍事協力関係はアップグレードさせるしかない」と強調した。

　会見は元徴用工問題など日韓の懸案に関する具体的な解決策を欠き、来年3月に大統領選を控える中、国内の反発を招くような詳細には踏み込まなかった。

　尹氏は両国の文化、人的交流拡大につながった1998年の日韓共同宣言を評価。