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共同通信
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【モスクワ共同】ベラルーシ西部のポーランド国境でEU入域を図る難民数千人が足止めされている問題で、ベラルーシのルイバコフ国連大使は周辺国が国境の軍備を強化していると指摘、「悲劇的結果になりかねない」と強い危機感を表明した。ロシア通信が12日報じた。
タス通信によると、ポーランドのドゥダ大統領は11日、ベラルーシ国境の警備は「いかなる状況にも対処できる最高のレベルにある」と表明。難民問題を巡り両国間の軍事的緊張が高まっている。
ベラルーシのルカシェンコ大統領は、EUの制裁が強化されれば欧州向け天然ガスパイプラインを止めると警告する異例の策に出ている。