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共同通信
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日本や米国、中国、台湾など21カ国・地域でつくるアジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議が12日、オンライン形式で開かれた。日本からは岸田文雄首相が出席し、中台が加盟申請した環太平洋連携協定(TPP)について高いルール水準を維持し「自由で公正な経済秩序の構築に貢献する」と強調した。
一方、中国の習近平国家主席は地域経済の一体化の重要性を訴え、TPPの加盟実現に意欲を見せた。新華社が伝えた。
岸田氏は原油価格の高騰による世界経済への影響に懸念を示し、増産などを通じて国際原油市場を安定化させることが重要だと指摘した。