NY公立学校、1万人以上が接種
新型コロナ、5~11歳のワクチン接種
新型コロナウイルスワクチンの5~11歳への接種を巡り、ニューヨーク市内の1万人以上の子どもが8、9両日、公立学校での接種を済ませた。ゴッサミストが10日、報じた。
デブラシオ市長は記者会見で「多くの子どもたちに接種し、家族の安全を確保している」と強調。学校での接種を少なくとも15日までは続ける考えを示すととともに、接種の需要が見込まれる地域に人員とワクチンを配置していく意向を表明した。
接種時には、保護者による口頭か書面による同意が必要で、大人の付き添いが求められる。その際、市がインセンティブとして配布している100ドルのプリペイドカードの交換方法や、学校以外の場所における2回目の接種スケジュールについての情報も提供されるという。
一方、子ども向けの予防接種はこれまでと同様、病院やドラッグストアでも受けられる。市の保健当局は、1歳以下の接種を始めた4日から10日までの11週間で3万人を超える子どもが初めてのワクチン接種を終えたと発表した。
マンハッタン区アッパーウエストの学校で、10歳の娘を連れて接種を済ませたレジーナ・ドリューさんは「待ち時間がなく、全く混んでいなかった」と指摘。「こんなに簡単に済ませてくれた教育局と学校には、本当に感謝している」と述べている。
→ 最新のニュース一覧はこちら←