気温上昇「1.5度」努力

Published by
共同通信
COP26の会場で話す英国のシャーマ議長(左)と米国のケリー大統領特使=13日、英グラスゴー(共同)

 【グラスゴー共同】英国で開催されている国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)は13日、世界の気温上昇について「1.5度に抑えるための努力を追求すると決意する」とした成果文書を採択した。「この重要な10年間」に行動する必要性を強調した。

 豪雨や猛暑など、気候変動が関与する異常気象が世界各地で頻発する中、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」の努力目標だった「1.5度」を目指す姿勢を鮮明にした。

 また「パリ協定の目標に合致するように、必要に応じて、2022年末までに30年の削減目標を再検討し、強化することを要請する」とした。