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共同通信
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岸信夫防衛相は14日、日本の人工衛星の働きを電磁波で妨害する行為の監視を担う「第2宇宙作戦隊」を2022年度中に航空自衛隊防府北基地(山口県防府市)に新設する方針を表明した。安全保障の「新領域」と呼ばれる宇宙や電磁波の分野での能力向上を中国やロシアが進めており、対応を強化する。
同基地での訓示で明らかにした。宇宙ごみ(スペースデブリ)の警戒活動も担う「宇宙作戦隊」は、20年5月の空自府中基地(東京都府中市)に続く設置となる。防衛省は、防府北基地を宇宙空間監視の「西の拠点」にしたい考えだ。
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