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共同通信
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任期満了に伴う広島県知事選は14日投開票の結果、無所属現職の湯崎英彦氏(56)が4選を確実にした。共産党新人の党県委員会常任委員中村孝江氏(35)と、無所属新人のリサイクル業樽谷昌年氏(70)を破った。
湯崎氏は新型コロナウイルス対策の継続を主張。選挙期間中はオンラインでの集会を重ねた。前回は自民、公明、旧民進各党の推薦を受けたが、今回は政党推薦を求めなかった。高い知名度を生かし、選挙戦を優位に進めた。
中村氏は医療従事者の待遇改善や、困窮学生への財政支援を訴え、湯崎県政に対する批判票の取り込みを狙ったが、及ばなかった。樽谷氏は支持が広がらなかった。