スー・チー氏を新たに告発

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共同通信

 【ヤンゴン共同】ミャンマー国軍の統制下にある選挙管理委員会は15日、昨年11月の総選挙で不正をした疑いで、軟禁中のアウン・サン・スー・チー氏ら計16人を新たに告発した。国軍が明らかにした。スー・チー氏は既に汚職や国家機密漏えいなどの容疑で訴追され、裁判が続いている。

 総選挙では、スー・チー氏が率いた国民民主連盟(NLD)が圧勝。国軍は不正があったとして今年2月にクーデターを起こし、スー・チー氏の政権を転覆させ、選挙結果を無効にした。

 国軍によると、選管職員を脅迫したり、圧力をかけたりして、資格のない人に投票させるなどした疑いがあるとしている。