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共同通信
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東京都選挙管理委員会は17日、2020年分の政治資金収支報告書を公表した。総額は記録が残る1989年以降では収支共に最も低い額となり、収入は104億8500万円、支出は98億4900万円。都選管は大型選挙が少なかったことに加え、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で政治団体の活動が低調だった点を要因に挙げた。
都選管によると、収入の内訳は寄付が最も多い42億6900万円で全体の4割を占めたが、前年との比較では30億100万円の大幅減。以降は政党や政治団体本部と支部間での交付金34億1500万円、党費・会費15億7400万円と続き、いずれも前年より減少した。