暴力動画投稿の議員問責、米下院

Published by
共同通信

 【ワシントン共同】米下院は17日、暴力的な動画を会員制交流サイト(SNS)に投稿した共和党のゴサール議員に対する問責決議案を賛成多数で可決した。動画は日本の人気アニメ「進撃の巨人」の映像を改変し、民主党議員を剣で攻撃する内容で「暴力を助長する」と物議を醸していた。

 採決結果は賛成223票、反対207票。民主党議員のほか、共和党の2議員が賛成に回った。

 決議などによると、ゴサール氏は今月7日、自身を模したキャラクターが、顔の部分だけオカシオコルテス議員(民主党)に改変した巨人を背後から切り付けて倒し、バイデン大統領に飛びかかる動画を投稿した。