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共同通信
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【ワシントン共同】米食品医薬品局(FDA)は19日、ファイザー製とモデルナ製の新型コロナウイルスワクチンについて、追加接種の対象を18歳以上の全成人に拡大する緊急使用許可を出したと発表した。最初の2回から半年以上たつと受けられる。これまでは高齢者や持病のある人、医療従事者らに限っていた。
冬の感染拡大を抑えるため、一部の州では既に全成人を対象に接種を推奨している。疾病対策センター(CDC)も全成人への追加接種を推奨すれば、全米で加速する見通し。
FDAは2社のワクチンを追加接種すると、弱まっていた免疫反応が再び呼び起こされることを確認している。