子どもたちをFAOシュワルツに招待
殉職消防士の家族に笑顔のプレゼント
制服消防士協会(UFA)は21日、殉職した消防士の家族をロックフェラーセンター内の玩具店FAOシュワルツに招待した。22日、CBSニューヨークが伝えた。
このイベントはFAOシュワルツの協力を得て今年で40回目。この日は、子ども50人とその家族が参加した。子どもたちが消防車で到着すると、サンタクロースや市消防局(FDNY)のマスコット「ホットドッグ」がお出迎え。子どもたちはホリデーシーズンの飾り付けが施された店内を自由に見学して笑顔を見せていた。子どもたちにはプレゼントとギフト券も贈られた。UFAのアンドリュー・アンズブロ会長は、「みなさんのおかげで素敵な一日になった」と謝辞を述べた。
3人の娘と参加したエリカ・オーカーズさんは、夫のトムさんを9・11同時多発テロの救援活動に起因するガンでことし5月に亡くした。「最後の9カ月は、夫の病が進行して辛い日々だった」と述懐した。2014年に高層アパートの火事で殉職したマット・アンベラス隊長補佐の娘ガブリエラさんは「消防署は第二の家族のようなもの。たくさんの家族と一緒にいると楽しい」とコメント。夫人のナネットさんも「私たちのことをいつも気にかけてくれる。うれしい」と話していた。
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