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共同通信
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岸田文雄首相は24日、ベトナムのファム・ミン・チン首相と官邸で会談した。東・南シナ海で一方的な現状変更を試みる中国を念頭に「自由で開かれたインド太平洋」実現や法の支配に基づく国際秩序維持、ベトナムにある日系企業を含めたサプライチェーン(供給網)強靱化に関して連携を確認。外国首脳の来日は10月4日の岸田政権発足後、初めて。外相経験が長い首相は、新型コロナウイルス禍で停滞していた国内での対面外交を本格化させる考えだ。
会談冒頭、首相はベトナムについて「自由で開かれたインド太平洋を実現する上で、要となる重要なパートナーだ」と強調した。