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共同通信
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【台北共同】台湾の蔡英文総統は29日、総統府でバルト3国のリトアニアとエストニア、ラトビアの国会議員団と会談した。双方は覇権主義を強める中国を念頭に民主主義や自由を守っていくことで一致した。中国は28日に軍用機27機を台湾の防空識別圏に進入させるなど、反発を強めている。
欧州では中国への反発が拡大。リトアニアの首都ビリニュスに18日、「駐リトアニア台湾代表処(代表部に相当)」が設置されるなど、台湾との関係を深めている。リトアニアも年明けに台北に代表処を設置する。
蔡氏は「世界は権威主義の拡張と偽情報の脅威に直面している」と指摘した。