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共同通信
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29日午後1時20分ごろ、群馬県渋川市伊香保町伊香保の解体現場で、コンクリートブロックの壁が倒れ、男性作業員2人が下敷きになった。病院に搬送されたが、2人とも死亡が確認された。
県警によると、解体していたのは地上2階、地下1階建ての建物で、重機が入れない狭い場所だった。2人は別の作業員とともに手作業でブロックの壁を崩す作業をしていた。解体現場は温泉地で、周辺には複数の旅館が立っている。
建物はほぼ解体が完了していて、現場には多くのブロックが落ちていた。近所の女性(76)は「近くで悲惨な事故が起きて驚いた」と話した。県警は壁が倒れた原因を調べている。