米10月物価、5.0%上昇

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共同通信

 【ワシントン共同】米商務省が24日発表した10月の個人所得・消費統計によると、個人消費支出(PCE)物価指数は前年同月より5.0%上がった。上昇率は1990年11月(5.1%)以来、30年11カ月ぶりの大きさとなった。原油などエネルギー価格の急騰が影響した。

 米連邦準備制度理事会(FRB)はPCE物価指数を金融政策の目安としている。政策判断の目標は2%超で、これを大きく上回っている。

 10月はエネルギー価格が30.2%上がり、食品も4.8%上昇した。変動の激しい食品とエネルギーを除いたPCEコア物価指数の上昇幅は4.1%だった。