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共同通信
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【ワシントン共同】米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)は24日、今月2、3両日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録を公開した。複数の出席者は高インフレが続いた場合、政策金利を「早く引き上げる準備をすべきだ」との考えを示し、事実上のゼロ金利政策の解除を前倒しする可能性に言及した。
早期の利上げ観測を受け、24日のニューヨーク外国為替市場では円が対ドルで下落し、一時1ドル=115円52銭をつけた。約4年10カ月ぶりの円安ドル高水準だ。
FOMCの出席者が利上げの前倒しに言及した背景には、足元の高インフレがある。