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共同通信
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今月8日に入国制限が緩和され、各地の大学では外国人留学生の受け入れ手続きが再開されていたが、わずか3週間で中断を余儀なくされることになった。「『早く入国したい』という声が届いていたのに」。12月の入国が決まっていた留学生もおり、担当者らは落胆を隠せない。
約500人が来日の準備をしている大阪大は、うち約200人分の申請書類をまとめる作業に入っていた。国際学生交流課の柳原秀範課長補佐は「こんなに急にストップするとは思わなかった」と驚く。
パスポートのコピーなど必要書類をいち早く送ってきた留学生もいたといい「留学生のことを思うと残念」とした。