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共同通信
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政府が来月に閣議決定する2022年度予算編成の基本方針案が、検討段階で自民党内の異論を受けて大幅に修正されたことが29日、分かった。例年踏襲されてきた「厳しい財政状況を踏まえた歳出の聖域なき見直し」の記述が削除され、積極的な財政支出が強調される文言となった。財政再建より景気対策を優先すべきだとの党内の意見に配慮したとみられる。
原案は内閣府が11月半ばごろ作成し、自民党側に示した。当初は厳しい財政の現状を指摘し、例年と同様に「歳出全般にわたり、聖域なき徹底した見直しを推進する」としていたが、党内の一部から異議が出たため削除した。
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