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共同通信
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【ベルリン共同】ドイツ連邦議会(下院)は2日、メルケル首相の後継となる新首相の指名選挙を8日に行う予定だと発表した。第1党の中道左派、社会民主党(SPD)など3党の党首らは既にSPDのショルツ財務相(63)を首班とする連立政権の樹立で合意。同日にショルツ氏を首相に選出し、新政権が発足する。在任16年のメルケル氏は退任する。
新政権は気候変動対策と社会政策に力を入れる。移民のドイツ社会への統合も促進する考え。保守政党を率いながらリベラルな政策を展開したメルケル氏よりもさらにリベラル色の濃い政策を進めるとみられる。