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共同通信
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【ベルリン共同】ドイツのメルケル首相(67)の退任式が2日夜、ベルリンで開かれた。欧州債務危機など数々の難題をさばき「欧州の顔」として知られたメルケル氏は、16年に及んだ任期を8日に終える。退任式で「首相として波乱に満ち、しばしば非常に困難な歳月を送った。だが同時に充実した日々だった」と振り返った。
メルケル氏は2005年に首相に就任し、債務危機や欧州の難民危機など押し寄せる課題に安定した政治手腕で対応。民主主義や多国間主義の旗頭として各国の首脳と渡り合い、米国第一主義のトランプ前米大統領にも苦言を呈してきた。
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