Published by
共同通信
共同通信
【ニューヨーク共同】国連総会本会議は3日までに、来年2~3月に開かれる北京冬季五輪・パラリンピックに合わせた休戦を加盟国に求める中国提出の決議案を、議場の総意により無投票で採択した。173カ国が共同提案したが、米国や日本などは加わらなかった。法的拘束力はないものの、同様の決議が五輪の前に採択されることが慣例となっている。
日米が共同提案を避けた背景には、新疆ウイグル自治区などでの人権問題や、中国の元副首相に性的関係を強要されたと告白した同国の女子テニス選手、彭帥さんの問題なども影響しているとみられる。