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共同通信
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自民党の山田修路参院議員(67)=石川選挙区=は3日、金沢市で記者会見し、来年春の石川県知事選への立候補を正式表明した。今月の臨時国会閉会後から来年の通常国会開会までの間に参院議員を辞職する意向も示した。知事選には馳浩元文部科学相(60)も出馬予定で、自民分裂選となる公算が大きくなった。
茂木敏充幹事長ら党幹部が山田氏に自重を求めていた経緯があり、周囲の反対を押し切っての出馬表明となった。山田氏は会見に先立ち、自民石川県連に推薦願を提出。馳氏も既に提出しており、党の対応が今後の焦点となる。
知事選は来年3月中に実施される見通し。