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共同通信
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新型コロナワクチンの3回目接種に関する共同通信調査で、都道府県庁がある47市区のうち64%の30市区が、2回目からの間隔を巡る政府方針変更により「混乱した」と回答したことが4日、分かった。3回目から自治体が2種類のワクチンを扱うことについての不安では、1、2回目で主流だった米ファイザー製に人気が集中するなどのワクチン需給の偏りや、取り扱い上のミスがそれぞれ90%、80%を超えた。
政府は間隔を2回目から「8カ月以上」としたが、自治体判断で6カ月に短縮可能とし、さらに「原則8カ月」に修正。二転三転に自治体が不信感を募らせていることが浮き彫りとなった。