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共同通信
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【ジャカルタ共同】インドネシア・ジャワ島東部のスメル山で4日に起きた噴火で、地元災害対策当局者は6日までに周辺の村で少なくとも家屋約3千軒が火砕流の被害に遭ったと明らかにした。国営アンタラ通信が伝えた。火砕流の堆積物に埋まったままの住民がいる可能性があり、救助当局が重機を投入して捜索を継続。死傷者が増える恐れがある。
大雨で火山灰や堆積物が泥流となって氾濫する可能性もあり、当局が住民に警戒を呼び掛けた。
国家災害対策庁によると、6日までに少なくとも14人が死亡、56人が負傷した。避難者は約1300人に上る。