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オミクロンよりもデルタ株
「症例の99.9%」で最大の脅威

新型コロナウイルスの変異種オミクロン株への懸念が高まる中、保健当局は、デルタ株が依然として最大の脅威であると注意を促した。ウォール・ストリート・ジャーナルが4日、報じた。
サンクスギビング(感謝祭)ホリデーの後、ニューヨーク州北部やニューイングランド、中西部などで、コロナ感染者数が増加。病床使用率も上昇しているが、その大多数がデルタ株だった。デルタ株が広まる前の6月、感染者数は1日1万2千人を下回り、夏に増えた後、秋には一時的に減少したものの、10月下旬から再度全国的な上昇が始まった。ジョンズ・ホプキンス大の調べで、7日間の平均新感染者数は11月3日に11万6千人を超えた。
連邦政府のデータでは、7月に200人台にまで減少していたコロナ関連の1日あたり死者数は、感謝祭前に1000人を超えた。ニューヨーク州のホークル知事は、受け入れ可能な病床率が10%未満の病院に対し、待機的手術の中止を命じた。
米疾病対策センター(CDC)のロシェル・ワレンスキー所長は3日の記者会見で「現在、国内の症例の99.9%がデルタ株によるものであることを忘れてはならない。デルタ株は、ワクチン未接種者を中心に、全国で感染者を増やしている」と訴えた。CDCは、すべての成人にブースター接種を呼びかけている。
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