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共同通信
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【エルサレム共同】イスラエル国防省は8日までにパレスチナ自治区ガザの周囲を取り囲むフェンスの改良工事が完成したと発表した。高さ6メートルの鉄製フェンスで、地下にもコンクリートで壁を建設。全長は65キロで、無数のカメラやレーダーが設置されたハイテクフェンスとなっている。
ガザを実効支配するイスラム組織ハマスによるイスラエルへの攻撃を防ぐのが目的で、境界管理を強化した形となった。ガンツ国防相は7日開かれた完成を祝う式典で「われわれは引き続きハマスを無力化する努力を続ける」と強調した。
イスラエルは2007年以降、ガザの境界封鎖を本格化した。