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共同通信
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【ベルリン共同】ドイツ第1党の中道左派、社会民主党(SPD)のショルツ氏(63)が8日、連邦議会(下院)で新首相に選出され、就任した。世界的な知名度を誇るメルケル首相(67)は約16年の在任期間を終え、政界を引退した。SPD主体の3党連立政権が発足した。
SPD出身の首相はシュレーダー氏以来16年ぶり。新政権はSPDと第3党の「緑の党」、経済界に近い第4党の中道、自由民主党の連立で、国民の関心が高い気候変動対策のほか、労働や住宅問題などSPDの伝統的な政策を重視。首相を除く閣僚は男女同数で、人権、移民政策に注力し、リベラル色の濃い政策を進める方針だ。
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