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共同通信
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【パリ共同】2018年にサウジアラビア人記者ジャマル・カショギ氏がトルコのサウジ総領事館内で殺害された事件で、フランス当局は8日、殺害を実行した容疑者の1人とみて7日に拘束した人物は同姓同名の別人の男性で、誤認だったと判断し釈放した。フランスのメディアが伝えた。
当局はパリ近郊のシャルル・ドゴール空港でサウジの首都リヤドへ向かう航空便に乗ろうとしていたサウジ国籍の男性を拘束した。カショギ氏を殺害した実行部隊の1人とされる元王室警護隊員ハリド・オタイビ容疑者(33)とみて身元の確認を進めていた。