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共同通信
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大阪府と大阪市の教育委員会は8日、大阪市立小3校と府立支援学校1校の給食で出た牛乳について「味やにおいに異変がある」と訴えがあったと明らかにした。小学生12人が腹痛などの体調不良を訴えたが、重症者はいない。牛乳との因果関係は不明で、府や市が詳しく調査する。
大阪市教委によると、「いかるが乳業」(大阪市平野区)が製造した200ミリリットルの紙パック牛乳で、8日午後になって同市東住吉区と平野区の小学校などから異変の連絡が相次いだ。賞味期限は今月14日。
いかるが乳業は市内約120校に1日約4万本の牛乳を納品。市は9日以降は当面、他社の牛乳を出すとしている。