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共同通信
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【ワシントン共同】バイデン米大統領は9日、約110カ国・地域の首脳らを招き、オンライン形式で「民主主義サミット」を初開催した。専制主義と位置付ける中国に対抗し、民主主義諸国の結束を模索。演説で、米国内でも民主主義が揺らいでいることに懸念を示し「民主主義の再生は喫緊の課題だ」と強調した。10日までの日程。日本からは岸田文雄首相が参加する。
首脳級の会合としては異例の規模。中国やロシアを招かなかった一方で、台湾を招待した。台湾を不可分の領土と見なす中国は「他国に圧力を加え、世界を分裂させようとしている」と猛反発した。