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共同通信
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【ワシントン共同】米国防総省は9日、過激派組織「イスラム国」(IS)掃討作戦でイラクに駐留する米軍が戦闘任務を同日までに終了したと明らかにした。イラク治安部隊がISとの戦いを率いる能力を身につけたとしている。治安部隊を支援するための駐留は続ける。イラク政府も確認した。
バイデン米大統領が7月に年内の任務終了方針を示していた。米軍は8月にアフガニスタンからの撤退を完了。テロ対策への任務を縮小し、覇権を争う中国との競争に取り組むための体制構築を進めたい考え。
イラク軍高官は、米軍主導の有志連合軍の任務はイラク部隊の訓練や助言に移ると説明した。