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共同通信
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【ニューヨーク共同】9日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は小反落し、前日比0.06ドル安の3万5754.69ドルで取引を終えた。景気の重要指標である11月の米消費者物価指数の発表を10日に控え、様子見ムードが強かった。
朝方は利益確定売りが先行し、一時は180ドル近く下げた。売りが一巡後は、新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」への懸念後退を背景に、上昇相場での出遅れが目立つ株に買いが入って下げ幅を縮めた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は反落し、269.62ポイント安の1万5517.37。