NYの2店、トップ30位内に
世界のベストバー、最新版発表
英ロンドンで7日夜、毎年恒例の「世界のベストバー50」の2021年度版が発表された。毎回、ロンドンとニューヨークのバーが首位争いでしのぎを削ってきたが、今年はロンドンのバーがトップ2の座を独占した。CNNが7日、報じた。
今年で13年目を迎えるランキングで見事1位に輝いたのは、昨年に引き続きロンドンの「コノート・バー(Connaught Bar)」。2位もロンドンの「テイヤー+エレメンタリー(Tayēr + Elementary)」だった。ニューヨークのバーで上位30位までにランクインしたのは、2店のみ。マンハッタン区ウエストビレッジにある日本式バー「カタナ・キッテン(Katana Kitten)」が10位で、米国内のバーでは最も高い順位だった。2019年のランキングで首位の座に君臨した同区グリニッジビレッジの「ダンテ」は、30位。
今年の特徴として、ランク入りした国が17カ国と多様であったことが挙げられる。オーストラリア、インド、メキシコ、ロシア、アルゼンチン、スウェーデン、スペイン、中国、アラブ首長国連邦は、初のランク入りとなった。ランク入りしたバーの数が最も多かった国は、3位のパラディソ(Paradiso)を含む4店のスペイン。昨年は、パンデミックの影響でズームを使った式典となったが、今年はロンドンのラウンドハウスで例年通りの形式で行われた。
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