感染者と接触後ナイトクラブに

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共同通信
ヘルシンキで記者会見に臨むフィンランドのマリン首相=10日(ロイター=共同)

 【ロンドン共同】フィンランドのマリン首相が、ハービスト外相の新型コロナウイルス感染の知らせを受けた後もナイトクラブに出掛けていたとして、野党から批判を浴びている。英紙タイムズが10日までに報じた。

 タイムズによると、マリン氏は新型コロナワクチンの接種を完了している。ただフィンランドでは、政府関係者は接種を完了しても、感染者と接触した後は他人との直接の関わりを制限するよう推奨されている。

 マリン氏は首都ヘルシンキのナイトクラブに午前4時までいた。後日の検査で陰性だった。フェイスブックで、政府関係者向けの指針を「理解していなかった」として謝罪した。