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共同通信
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【ニューヨーク共同】米ニューヨーク市議会は9日、米政府に対し、核兵器の保有など一切を禁じる核兵器禁止条約への参加を求める決議案を賛成多数で採択した。国際非政府組織(NGO)核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)による「都市アピール」の一環で、これまでに賛同を表明した500を超える都市の中で最大だという。
核禁止条約は1月に発効し、来年3月に第1回締約国会議がウィーンで開催される予定。条約推進の機運を後押ししそうだ。
決議は、ニューヨーク市を非核地帯として確認し、米政府に核禁止条約への参加を要求している。