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共同通信
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【ワシントン共同】バイデン米大統領は11日、国境近くでのロシア軍増強で緊張が高まるウクライナへの米軍派兵について、検討したことがないと否定した。ただロシアが侵攻すれば、集団防衛義務を定めた北大西洋条約機構(NATO)のロシア周辺の加盟国に、米兵などを増強する必要性が出てくると警告した。東部デラウェア州で記者団の質問に答えた。
バイデン氏は、ロシアのプーチン大統領と7日に行ったテレビ電話会談で、ウクライナ侵攻はロシアに対する国際社会の評価を著しく変化させ「恐ろしいほどの代償を支払うことになる」と伝えたことを明らかにした。