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共同通信
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【ウィーン共同】ブルガリア議会は13日、11月の議会選で汚職撲滅を訴えて勝利した中道「変革連合」のキリル・ペトコフ氏(41)を首相とする連立政権を承認した。政治混乱にひとまず終止符が打たれた。地元メディアなどが報じた。
ペトコフ氏は公共支出の透明性や司法改革などを重視する考え。新型コロナへの対応も課題となる。
地元メディアによると、ペトコフ氏はブルガリア中部プロブディフ生まれ。米ハーバード大で経営学の修士号を取得。ブルガリアに戻り会社を設立するなどし、5月に暫定政権の閣僚に就任した。
ブルガリアでは4月と7月に議会選が行われたが政権発足に至らなかった。