原子力空母事故に備え日米訓練

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共同通信

 神奈川県横須賀市や米海軍は15日、横須賀基地に配備されている原子力空母ロナルド・レーガンから、微量の放射性物質を含む冷却水が漏れ、海に流出したとの想定で、日米合同防災訓練を行った。

 海上自衛隊や原子力規制庁、在日米大使館など計11機関から約140人が参加。情報共有のため、日米間の連絡手段などを確認し、双方の担当者が横須賀海上保安部のボートに乗り込み、レーガン周辺で海水や海底の土を採取して汚染状況を調査。

 訓練は2007年から実施、今回が14回目となる。